記事: 最大200万円受給可能な創業促進補助金 | 小林和宏社会保険労務士事務所 ページ

平成25年度補正予算で決定した「創業促進補助金」の公募が2月28日から始まっています。

創業促進補助金の概要
「創業促進補助金」とは新たに創業する人に対して、創業に必要な費用の一部を助成する制度です。補助金とは国の政策目標を達成することを目的として、その目的にあった事業を支援するために給付されるお金です。創業補助金は日本の開業率が海外と比較して低いことから、開業率を上げるために設けられたともいわれています。

創業促進補助金の受給額
補助率は3分の2、上限額は200万円です。
たとえば300万円の経費を支払ったら、3分の2の200万円を上限として補助されます。

創業促進補助金の受給手続き
国が認定した認定支援機関の関与（事業計画の策定支援、確認書の交付など）が条件です。認定支援機関とは地域の金融機関や税理士、弁護士、中小企業診断士など国の認定を受けた人々で、認定支援機関の協力を得ながら手続きを進めます。
補助金の利用にあたっては、補助の可否を決める審査と採択された事業でお金が適正に使われたかを確認する検査を受ける必要があります。また、補助金は後払い（精算払い）です。報告書の提出や検査を受けた後に初めて受け取ることができるため、それまではご自身でお金の立て替えをしなければなりません。